新技術
i-Construction
国土交通省では、「ICT の全面的な活用(ICT 土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組であるi-Construction(アイ・コンストラクション)を進めています。
当社では、i-Constructionを対象工事だけでなく、小規模な工事や日々の業務での活用に取り入れたいと考え、2017年よりドローン操縦認定資格の取得及びドローンを導入し、日々業務に活用しはじめました。
また、ドローン(無人航空機)は航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域や、落下した場合に地上の人などに危害を及ぼすおそれが高い空域において、無人航空機を飛行させる場合には、あらかじめ、国土交通大臣の許可を受ける必要があります。当社は数名の職員のが資格を取得し、人口集中地区の上空等の許可をいただき、安全に飛行をさせることができます。
空撮、動画、地形の計測及び、ドローン、3Dスキャナのデモも実施しております。
お気軽にお問合せください。
ドローン
ドロ-ン操縦認定資格等 | |
【ドローン技術認定証】:一般社団法人日本ドローンコンソーシアム |
|
ドローンの活用 | |
ドローン(無人航空機)の活用としては空撮に利用しています。竣工写真はもちろん、履行報告など、地上、海上での撮影に利用しています。
|
|
当社がフライトにより3D化したモデルの一例 | |
3D化したモデルは、点群処理され、一点毎に座標値をもつことにより、1点に高さ、2点間で距離、3点で面積、3D設計値や施工後の3Dデータとの比較で専用ソフトを利用して土量計算なども実現しています。 当社では操縦認定した専門の職員が空撮を実施しておりますので、計測撮影フライトは自動操縦により安全におこない、エラー発生時は操縦者が手動モードに切り替え、安全に帰還させることができます。 ドローンを活用して定点撮影、動画の撮影、計測撮影は自動操縦でも行うことができ、伝送距離は電波の干渉がなければ3.5Kmと、人の入れない場所へも安全な撮影作業を可能としております。 |
|
手動フライト撮影 | |
手軽に点検! タンク、鉄塔なども点検も高所作業車が必要なく、手軽に撮影による点検を行うことができます。 当社のデモ飛行の様子を紹介します。:豊橋市内 |
|
|
|
広域の定点、定期撮影では自動操縦が有効であり、確実にターゲットをとらえる事ができます。 災害場所の特定や、土量計算も写真から点群処理を行い3D化することも可能です。
|
3次元(3D)レーザースキャナの活用
当地区で最初に3Dレーザースキャナを導入いたしました。
計測システムでは建設業においては新たな技術として注目され、ノンプリズで、対象物に触れる事なく、レーザーによって地形や構造物を3次元の点群データとして計測できます。高速で高品質な点群データとして3次元計測を可能にします。計測距離も300mと広範囲であり、設備やインテリアなどの短距離から土木現場の現況作業や大型構造物まで、幅広い距離での作業が可能であります。
レーザースキャナーとは
測定器より、照射されたレーザーによって、対象物を3次元のデータを持つ点のデータを取得することにより、点群(点の集まり)にすることにより対象物を3次元的な計測を可能とした測定機器であります。
従来の測量では、光波測距儀を用いて1点づつ座標を求めていましたが、地形測量等では多くの点が必要となり、3Dレーザースキャナーを使用することにより圧倒的な効率化を計ることができます。
また、ノンプリズム方式のため、立ち入りが難しい危険箇所や複雑な地形にも対応することができます。スキャニングによる測定の数は標準モードで最大60,000点/秒にもなり、1つの地形データにおける点群は数億点の管理を行うことができます。
地上型レーザースキャナーを用いた要領等においても、ドローン同様に国土交通省において各種要領が発表されています。
3Dレーザースキャナーの使用例 | |
【河川敷での浚渫土量確認作業】:豊橋市内 | |
ご紹介した新たな技術により今までの常識をかえ、多くの可能性を秘めております。
山間部など、人が移動するには時間がかかり確認作業に手間がかかる・・・など、定期的に確認を空撮で行うことも可能であります。
空撮、動画、地形の計測及び、ドローン、3Dスキャナのデモも実施しております。お気軽にお問合せください。